「織田信長」と聞いて
あなたは、何を連想しますか?
・比叡山延暦寺焼き討ちにみる残虐性
・桶狭間にみる情報処理の先見性
・長篠の戦いにみる武器の使い方のセンス
など、
他にも、
・黒人を見て何度も肌を洗わせたり
・キリスト教の布教に寛容だったり
・裏切り者:浅井長政の頭蓋骨で乾杯したり
この他にも、いろいろと
あると思いますが、、、
今日は、織田信長のビジネスマンと
しての側面について
ずばり
錬金術です。お金の稼ぎ方ですね。
信長ほど、お金を稼ぐのが上手だった
武将はいません。
・秀吉は、信長を徹底的にパクり
・家康はケチ、しわい
その点、信長は、
・尾張制覇でも米の増産より
貿易に目を向け軍資金を確保
・堺・大津・草津の3カ所に代官を置いた
→交通の要衝を抑え、そのうまみを独り占め
・自分に逆らう、堺、寺社に矢銭を回収
払わなければ焼き討ちで巻き上げる
そして、ついに一番儲かるところを
押さえに入る。
「さぁ~、何と思いますか?」
「鈴木さん、わからないですよ、、、」
「現代でも、いっしょです。」
「わからないなぁ~」
「では、ヒント。
今、世界で一番のお金持ちは?」
「ビル・ゲイツかな、いやバフェット?」
「違います。ロスチャイルドです。
つまり、金融を握っている人たちです」
よく、考えてくださいね!
駅前の1等地に必ずある銀行。
銀行は、預金者から今ならほとんど
ただともいえる利子で資金を調達。
そして、その資金に利子を
上乗せして貸し付け。
無料から利益を出しているのです。
これを錬金術といわなくて
何を錬金術というのか?
また、いざという時にも
お上が助けてくれる。
とても、いい商売なんです。
最強のビジネスモデルです。
また、楽天でもソフトバンクでも
金融機関の子会社を持っていますね。
そして、そこから生み出される利益が
彼らの本業の通販、電話産業より
多いということを知っていますか、、、。
それだけ、「金融」はうまみがあるのです。
ただ、当時は「金融」という
概念はない。
しかし、信長は、それに近いことを
やり遂げるのだ。
それは、
永禄12年3月16日
「金10両は銭15貫、
銀10両は銭2貫とする」を布告。
※交換レート:
金1両=銀7・5両=銭1・5貫
しかし、信長布告前の
永禄11年8月のレートは
※金1両=銀10両=銭1・5貫
永禄12年3月16日:金1両=銀7・5両
永禄11年8月:金1両=銀10両
つまり、銀の設定を高くしてあるのだ。
価値が高いということ。
その後、生野銀山を支配。
そこから生産される銀を市場に出荷。
何もせずに、金、銭と交換するだけで
25%も余分な利益が入ってくるのだ。
↑
これって、
為替介入、インサイダー取引
(ん~ん、、、)
追伸
信長が本能寺で死なずに
生きていたら日本のその後の
歩みは変わっていたと思う。
信長って、、、
宇宙人かもね。。。
関連記事
- 2021.10.22
こどもの詩 9/29 - 2017.07.01
風邪を引けない方 - 2017.11.13
東京セミナーで思い出したこと(下) - 2020.08.24
絵に対する葛飾北斎の覚悟 - 2019.12.11
文章(ブログ)に滲み出る本気 - 2018.07.24
自分を認めてもらいたいという深刻な病