ところで、こんな話しがある。
「ノミは1ミリたらずの体で
1メートルとかの高さまで
ジャンプできるのです」
ノミは、あのノミ。
ワン子、にゃん子についているやつ。
たかられると、かゆくなるので
人間様からは、好かれていない。
しかし、その嫌われ者のノミには
驚異的な能力があるのです。
それが、1ミリたらずの体なのに
1メートルとかの高さまで
ジャンプできるのです。
自分の身長の、1,000倍の高さですね。
※1メートル=100センチ=1,000ミリ
もし、鈴木がノミだったと仮定すると、、、
身長が、1.58メートルなので
1,580メートルの高さまで
ジャンプできるのですよ。
1,580メートルと言えば
熊本の阿蘇山に相当する高さなのです。
鈴木は、レンタカーを借りて
2度ほど熊本の阿蘇山に
出かけたことがありますが、、、
麓の町から、つづら折りの坂を上って
阿蘇山の頂上である中岳にたどり着くまで
最低でも1時間はかかるのですよ。
ところが、ノミはそれを一瞬で
頂上にたどり着く能力を持っているのです。
とても、想像ができないほどです(苦笑)
でもね、、、
そんな驚異的な能力を持つノミが
一度10センチのコップを
かぶせられると、、、
永遠に10センチしか
飛べなくなるのです。
これって「怖く」ないですか、、、
鈴木は、正直、
暗澹たる気持ちになりました。(涙)
追伸
勘のいい方は、もうおわかりでしょうが、、、
このノミの話しは、
人間の持つ無限大な
潜在能力を潰している
10センチのコップとは
「何なのか?」と、いうことなのです。
人によって様々でしょうけど、、、
でも、明るくなる
「いい話し」もあります。
先日、行われた
全日本卓球選手権で
14歳の木原美愁さんが
シングル女子決勝へ進みました。
あえなく敗れましたが、、、
試合後のコメントで
「優勝した伊藤美誠選手と
私との違いは頭の使い方」
いいですか、、、
このコメントは、
14歳が発したのですよ。
14歳の木原美愁さんは、
このノミの話しを
たぶん知らないと思いますが、、、
間違いなく「いい意味」で
捉えていることでしょう。
ある状況を見ても、、、
見方ひとつで
こんなに結果が変わるのです。
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