今日は、森田敏宏さんの
『東大ドクターが教える集中術』を
読んで、ブログを書いています。
鈴木は、「勉強法」に
関する本を読むのが大好きです。
と、いうのも、、、
人間に与えられた「時間」は
基本的に同一です。
当然、「時間」の経過に対しての
集中度は人それぞれ違う。
5分を長く感じる人もいるし
反対に、5分が短く感じる人もいるでしょう。
また、その時間を無為に費やして
一生を終える人と、そうでない人がいる。
本当に、人それぞれです。
でも、鈴木は、
時間を有効に使いたい。
もっともっと色々なことを
「知りたい」のです。
だから、最も「効率的」な
学習方法を絶えず模索しているのです。
ココから本文です。
<わたしの場合、一浪して
東大理三に合格したのだが、
一浪の途中から、この東大入試の
英語に関して「ある対策」を実行した。
その結果、東大入試の英語に
私は特に急ぐこともなく
マイペースで問題を一時間で解いた。
持ち時間は二時間だった>
「これ」を可能にしたのが、、、
・英語速読を可能にした
原書を読むこと
・SIM方式(同時通訳方式)
の、2つだと言う。
そのために、した事といえば、、、
<毎日通学の電車の中で
英語の原書を読んでいた>
ならば、どんな英語の原書を
読んでいたか?と言えば
<当時の東大入試の
英語の問題を調べたところ、
およそ原書で6ページの分量だった。
そこで、まず量の多さに対する恐怖心をなくし、
英語力をアップするためにとった方法が、
「毎日原書を6ページ読む」という方法だ>
→ つまり、傾向を知ったわけだ。
普通なら、英単語の記憶から
始めるのに「それ」をしない。
どの箇所が重要なのか?
を、見極める力に優れている。
ちなみに、
鈴木は、この森田敏宏さんの
話しをじかに聞いたことがある。
その感想はと言えば、、、
「無駄なことは言わない」
「大事なことしか言わない」
しかし、筋道立てて
言われるものだから
納得せざるを得ない。
まぁ~「すとん」と、
話しが体の芯に落ちる感じ。
「よく」わかっている人が話すと
こんなふうになるのだろうな、
と思った。
<「英文を読む」という
脳の中の回路を鍛えるためには、
頻繁に脳内に電流を流す必要があった>
→ 脳は、電流の刺激で動いている
<また、返り読みをやめた>
→ これは、とても重要な箇所だ。
普通は、わからなくなったら
元に戻って、というところだが、、、
それでは「いけない」と、
東大理三合格者は、言っている。
<こうした工夫の結果、
私の脳内英語回路は強化され、
ほかの受験生よりも速く英文が読めたというわけだ>
<しかし、決して人並みはずれた芸当ではない。
ネイティブなら私よりはるかに速く読める>
→ん~ん
<ヒアリングはまず脳内回路作りから。
「オーバーラッピング」と「シャドーウイング」だ。
「オーバーラッピング」は
英文を見ながら音声を聞いて、
聞いた通りの英文を自分で発音する方法だ。
「シャドーウイング」は
文章を見ずに音だけを聞いて
英文を真似して発音する>
→ ここでも、脳内回路を
作ることが何よりも「重要」だと言っている。
<日常会話の速度で英文が読めれば、
日常会話の速度の英語を聞き取れる。
英文を読む速度を上げれば
耳から入ってくる英語を
理解する速度もアップする。
したがって、英会話のスピードに
ついていけないという人は、
コロンブスの卵ではないが
発想を変えて読む速度を
上げる練習をしてみてください>
→ 「読書力のスピード」と
「ヒアリングのスピード」は比例する。
つまり、「読解力」を上げるには
「聞くスピード」を上げねばならない
と、いうこと。
追伸
IQ190の人は、考えることが
凡人とは違うなぁ~と、正直、思う。(涙)
でも、この方法を
整体の勉強に置き換えてみると、、、
「腑に落ちる」ことが多いのも事実。
特に、まずは、脳内回路を作る、
というコンセプトは新鮮だ。
整体にとっての脳内回路とは?
※いろいろなアイデアが涌いてくる
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