整形外科に行くと
簡単に処方されるのが湿布薬だ。
正式な名所は、鎮痛消炎剤。
鈴木が、高校生のころは
捻挫などすると、適当な布に
ゼノールをべったり塗りつけて
患部に貼ったものだが、、、
今は、ペロッとはがすだけで
貼ることができる。
便利な時代になったものだ。
しかし、この鎮痛消炎剤
これを貼っても、
治りを遅くすることはあっても
早める効果はないのです。
「鈴木さん、消炎というのは?」
「患部を冷やすことによる
消炎という意味です」
我々の体は、ねんざなどで
壊れた組織修復のために、
血流量を増やして
その箇所に炎症を起こすのです。
炎症は、治癒に向かう
自然治癒力の1つの過程なのです。
その際には、不快な熱や痛みや
腫れなどの症状が出ます。
それらの排泄というか
反応は次のような意味を持ちます。
・不快な熱→発熱は、白血球の働きを助けます
・痛み→そこを安易に
動かしてほしくないためです
・腫れ→顆粒球やリンパ球が
集まってきています
反対に、鎮痛消炎剤で患部を冷やすと、
破壊された組織の中の血流や
リンパ管などが収縮した状態です。
痛み物質も流れないので
「痛く」はありませんが、、、
治癒に必要な血流が得られませんので、
その分治癒は遅れることになります。
まとめると、
つまり、「治る」ためには
患部に血流が流れ込まないと
いけないのです。
整体でも、「熱刺激」による
蒸しタオル法があります。
鈴木も、以前、整体に
入門して間もない頃に
ねんざをした時に、
一般の治療方法であるRICEをせずに
蒸しタオルを
当ててみたことがあります。
すると、その患部は、
熱という刺激が外部から
加わったためでしょうか、、、
「真っ黒」になりました。(涙)
※一瞬、焦りましたが
話しは先輩から聞いたので継続しました
すると、3、4日で
「真っ黒」は色が
薄くなりはじめました。
また、治った後の関節の感じも
楽だったことを覚えています。
追伸
大リーグでは、ピッチャーが
投げ終わると、肘や肩をどでかい氷で
冷やしている光景が映し出される。
しかし、あれだけケアをしているのに
肘や、肩にメスを入れて手術する
ピッチャーが後を絶たない。
どういうことだろうか?
ちょっと聞いた話しでは、
大リーグに移籍した日本人投手で
肘を壊さなかったのは黒田博樹のみ。
彼は、球団の意向を無視して
投球直後、肩や肘に
アイシングをしなかったそうだ。
これって、どう思う?
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