ロダンの父「息子よ、いいか、よく聞け。
今はダメかもしれないが、、、
そんな時、自分にこう言いきかせるのだ。
私には天賦(てんぶ)の才能があり
成功を収めたいと願っている、と」
こんな風に強く
息子であるロダンを
励ましているのは、彼の父親。
今では誰でも、
ロダンと聞けば、
「ロダン。あれは天才彫刻家だよね」と言う。
確かに、上野にある
国立西洋美術館の前庭にある
ロダンの代表作を一目見れば
※『地獄の門』『カレーの市民』『考える人』
(やっぱ、他の人とは違うよね)と、思う。
でもね、、、
彼にも天才彫刻家じゃなかった
時代があったとしたら、、、
あなたはどう思う?
あなた「鈴木さん、
そんなことあるわけないですよ。
いいですか、彼は天才ですよ」
鈴木「ところが、この頃、
ロダンは国立美術学校の試験に
3度失敗していたんだ。
1度じゃないんだよ、3度失敗。
入校を諦めたロダンは
室内装飾の職人として働きながら、
次の道を模索していたんだよ」
その後も、修道士、装飾職人
ブリュッセル証券取引所の建設作業員
そして、彫刻家を志してから
十数年ぶりに『青銅時代』を発表。
その後の活躍は知ってのとおり、、、
19世紀を代表する彫刻家とされ、
『近代彫刻の父』と称されるまでになるのだ。
追伸
才能って何だと思う?
執念深く続けた方がいいのか?
それとも、速く見切りをつけた方がいのか?
答えは見つからない。
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