-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

09.26 日本最古のマスク

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日本史家の磯田道史さんによれば

※2010年、森田芳光監督で
『武士の家計簿』の原作本で有名


日本最古のマスクは、
1855年頃(明治維新の12年前)

宮太柱(みやたいちゅう)さんという人が

石見銀山(現在の島根県)の鉱山労働者の
健康対策に開発したものらしい。

その名称は「福面」と言うそうだ。


あくまで鈴木の夢想だが

初めてマスクをしたの人の顔が、
福ヶしい顔を持った恵比寿さまのように
見えたのかもしれない。

いやいや、そうじゃなくて、、、

反対に、「悪鬼」に見えたから

これでは普及しないと思った
鉱山経営者があえて「福面」と
名付けたのかもしれない。

ホントのところはわからない。

でも、想像することは楽しい。


話しを戻す。

その「福面」

鉄の針金枠に薄い絹布を縫い付け
柿渋をぬって、紐で両耳に付けた。

そして、殺菌と唾液分泌のため
布の中に梅肉を仕込んだ。


(あえて、絹布、柿渋、梅肉を
使う理由が何かあるはずだ?)


そこで調べてみた。


・絹布(けんぷ)
→しなやかで強く、丈夫であることから、
矢や銃弾を防ぐ用途にも使われた。

つまり、丈夫で頑丈、壊れにくいと言うことか。


・柿渋
→渋柿の未熟な果実を粉砕・圧搾し、
それを発酵・熟成させて得られる抽出液。

防虫効果、防腐効果、防水効果などが特徴。

 

・梅肉
→唾液の分泌を促す(条件反射の関係)
疲労回復などの効果(クエン酸のおかげ)
抗菌・防腐(おにぎりの具として)

 


追伸
現在のように科学的な
アプローチ、知識ではなく

経験則から得た知恵は
誠に素晴らしいものだと思った。


鈴木も、「福面」とやらを
付けてみたくなった。

 

 

参照:読売新聞8/11(水)
文化欄21面

 

 

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