ある武道の世界で、
不世出の名人と
言われた人がいた。
そして、その方が、
ある雑誌のインタビューで
こう答えたのを今でも覚えている。
「●●さん、才能がある人って
どんな人を指すのですか?」
「才能がある人は、実践の場で
力が抜ける人のこと」
「・・・・・・」
「組み合った瞬間に、体の力が抜けていて
全く緊張していない人は、才能がある。
そんな方が修業すると
とんでもないものになる。
でも、反対に、体の力が抜けず
肩にばかり力が集まり緊張する人は
よっぽど修業しないと
物にならない」と。
※コメントの内容は、正確ではない。
でも、こんなニュアンスだった。
追伸
と、ここまで書きながら、
こんなことを思い出した。
井本整体では、
・お正月
・ゴールデンウィーク
・お盆
に、3日間の日程で
特別セミナーが行われている。
※現在では、新型コロナ感染のため
2020年のお正月セミナー以来、休止中。
その際に、生徒さんのお子さんが
参加されることがたまにある。
参加者は、5歳、8歳、11歳と
おそろしく若い。
そして、たまに彼らの技を
受けてみることがある。
そのたびに、毎回驚くのです。
その誰もが、自分を含めて大人より
たいていが上手なのです。
つまり、子どもたちは
誰もが「才能」ある人たちなのですね。。。
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