※30代の女性、初産とする。
「臨月までには、、、
まだ間があると思うのですが?」
「そうなんですけれど、、、」
「・・・・・・」
「・・・・・・
36週目までに
逆子の状態が改善しないと
帝王切開の予定日を入れらるのです」
※鈴木は、そんなことに
なっているとは知らず、、、
後日、井本整体道場で
講師を務める先輩に聞いたところ
「今では、そうなっているようです」と、のこと。
「だから、それまでに
何とかしようと
こちらへ伺いました」
※以前に書いた逆子の記事を
読んでいただいた様子
まずは、仰向けになっていただく。
「逆子だから、赤ちゃんの頭は
お母さんのお腹の上にあります。
ちょっと、赤ちゃんの頭を探しますね」
「はいっ、、、」
「ここですね」
※お母さんの肝臓の当たりに
赤ちゃんの頭がありました。
その箇所へ、
軽く、右手を大きく当て
気持ちを込めます。
そして、、、
「ママが困っているよ。
ちょっと移動してくれるといいね」
すると、、、
この赤ちゃん、勘がいいのか
「ボコ」といって動きます。
「今、動きましたね」
「はい。
でも、先生、そこまでは動くのです」
「・・・・・・」
※鈴木のところに来る前に、
鍼灸師にお世話になっていたようです
「先生、そこから下へ
下りてくれずに上にいるのです」
「そうですか」
その後、5分ほどやっても
それ以上は赤ちゃんは
動いてくれないのです。
※このまま操法を続行しても
ダメなのが経験的にわかるので
「ちょっと、間をあけましょう。
5分ほど休憩してください」
「はいっ」
(この5分が、またとても長く感じる)(涙)
「では、もう一度、上向きになって」
※一度、信頼関係を
壊しているので
言い方を変えます
「では、お腹を抱きかかえ
ちょっと上に持ち上げてみます」
「・・・・・・」
「ちょっと、右の下の方の
お腹が下がっているからね」
「はい」
すると、、、
1分30秒ほどして
「ボコ」といって動きました。
「先生、動いた」
「動いたね」
そこで、すぐに確認です。
先ほど、お母さんの肝臓の
当たりにあった赤ちゃんの頭は
移動したためか、、、
そこにはありませんでした。
「さっきまで、ここにあった硬いのは
無くなったのはわかりますか?」
「わかる」
「あなたの赤ちゃんが、
あなたのことを思って
動いてくれたんだね」
「・・・・・・・」
追伸
その後、3週間経過しましたが
連絡は無いので大丈夫でしょう。。。
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