毎日、読んでいるメルマガに
こんなタイトルのものがあった。
『顔は修練のたまもの』
興味を引かれ読んでみた。
作者は、、、
平澤興(ひらさわ こう)さんと言う。
立派な学者先生らしい。
(今まで、知らなかった、、、)
以下に、略歴を記す。
【1900年~1989年】
明治33年新潟県生まれ。
脳神経解剖学の世界的権威。
幼時より医師を志し、
第四高等学校、京都帝国大学医学部卒業。
昭和21年京都帝国大学教授。
32年から京都大学総長を2期6年間務める。
38年京都大学総長を退官し
同大学名誉教授。
45年勲一等瑞宝章受章。
そんな先生が、、、
<顔のことをいえば、
自分の顔でありますが、
同時にこれは社会に
公開しておるものです。
顔だけは裸であります>
これには、大いに賛同する。
昔から、、、
40代以降の顔には
それまでの「生きざま」が
出ると言われてきた。
鈴木も長い間、
「そう」思ってきた。
ただ、整体指導を長く行っていると
顔よりも、背骨とか
体の形の方が
裸であるように思われる。
なぜか?
顔は、化粧や整形手術で
少しは変えることもできる。
だけど、背骨が老けているから
整形して若返らせたと、
言う人を、聞いたことが無い。(苦笑)
つまり、背骨を
いじくっていないから
背骨だけには、、、
その人が生きてきた
「年輪」みたいなものが
残されているのではないかと思うのです。
だから、「見た目」よりも
背骨の動きがどうか?
を、整体指導者は優先するのです。
追伸
要するに、、、
「顔は修練のたまもの」では無く
「背骨が修練のたまもの」が
正解ではなかろうかと思うのです。
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