12/9(木)13:39
12/11(土)15時半から行われる
井本整体プロ基礎講座の
資料を作っていた。
その際に、過去の資料を見ていたら
『失われた手仕事の思想』
著者:塩野米松さん
と書いた、B5の資料2ページが出てきた。
詳しい記憶は、定かではないが、、、
井本整体に入門した当初に
読んだものを、まとめたものではないかと思う。
もう20年以上の前のものだが、、、
読んでみると、
なかなか「いいこと」が書いてあった。
そこで、今日からしばらく
『失われた手仕事の思想』
に、ついてまとめた
B5の資料2ページから
少しづつ引用し
それについて
ブログに書いてみようと思う。
あらかじめ断っておくが、、、
ブログの内容は、あくまで、
鈴木の私論である。
井本整体の公式見解では
ないことをご了承ください。
また、
最低5回、最長で10回以上になる予定。
修業論に興味の無い方は、
スルーしてください。
今日は、整体の修業(1)
以下、「」は、、、
塩野米松さんの著書
『失われた手仕事の思想』から
引用しています。
「職人の仕事は、本人の体だけが
習得できるものである」
鈴木も、入門してから
この文章の言う通りだった。
教えてくれる師匠
鈴木の場合は井本先生であるが、、、
先生が、とても重要なことを
言っているな、と実感できても
その意味は、全くわからなかった。(涙)
当時の講座ノートを見返すと、、、
随所で
(井本先生がおっしゃっていること
全くわからない???)と書いてあった。(涙)
先生も、よく講座の中で
「卵の白身の味を
説明するのは難しい」
と、言われていた。
だから、(そんなものなのだろう)と思っていた。
追伸
いつかは、先生のおっしゃる
卵の白身の味がわかる時がくると思い、、、
それを楽しみに長い間、
井本整体の道場に通っていた。
状況が許すかぎり
井本先生が足を運ばれる
地方の講座にも参加した。
でも、わからないのです。(涙)
(あぁ~このままわからないのか、、、)
ところが、、、
ある時のこと。
不思議なことに
昨日までわからなかったことが
一気にわかってきた時期があったのです。
そして、その同じころ、、、
先生が、鈴木の練習している姿をみて、
「鈴木君、急にうまくなったな」と、
ポツリと言われたことがあった。
これは、うれしかった。
今までやってきたことは
間違っていなかった。
それは、入門してから
18年後のことでした。
参照:『失われた手仕事の思想』
著者:塩野米松さん
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