今日は、真藤恒さんの
『習って覚えて真似して捨てる』を読んで書いています。
※真藤氏は、造船会社・石川島播磨社長、
NTT社長などを歴任。
鈴木は、若かりし頃、
真藤恒さんが、かって社長を勤めていた
石川島播磨横浜事業所のVIP用の食堂に
何十度も派遣され、接客のアルバイトをしたことがある。
JR磯子線の新杉田駅で降りて
磯子方向へ戻ること6分。
JRの高架のはざまに
石川島播磨横浜事業所の入口があった。
この石川島播磨横浜事業所は
「軍」関係、「原子力」関係の仕事も
多かったからだろうか、、、
入り口で、事業者名、氏名を書いて
バッチと入所証をもらって中に入る。
帰る時は、入所証にそのVIP用の食堂の
責任者のサインとハンコをもらって退出する。
※情報漏えいが取りざたされる時代の初期の頃
しかし、そんな「やばい」案件を扱う
事業所にしては、社内の雰囲気は大らかで
鈴木はここに派遣されると、
とても気分が良かった。
つまり、派遣アルバイトに対しても
「上から目線」ではなかったということ。
「社風」がそうなのだろう。
ココまでは、単なる思い出話しです。
ここからが本文です。
<合理化とは極端にいうと
「手抜き」を考えることだ。
なぜなら手抜きを考えると、
自分の周りの基本的なことを
きちっと整理することになるからだ。>
→鈴木が考える「手抜き」とは、、、
まず、優先順位を決めることから始まるのです。
つまり、整体の仕事は、
患者さんあってのものなので、、、
患者さんが来てくれないと
いくら高邁な整体の理想を掲げても
長くは持たないのです。
だから、患者さんが「よしみ整体」に
来ていただくために「なに」が
一番大事なことはなにか?を、考える。
「今」でこそ、新規の患者さんの9割は
紹介でお見えになっていらっしゃるが、、、
開業したての頃は、
そうじゃない。
そもそも既存のお客さんが
誰もいないのだからね、、、
だから、開業したての頃は
以前の仕事(保険代理店)の
顧客全員に案内状を送った。
※500人ぐらいだったと思う
内容は、「このたび考えることあり
保険代理店を辞めて、整体を開業することになりました。
尽きましては、今後ともよろしくお願いいたします。
この時の鈴木の頭の中は次のとおり。
(この中から最低1割:50人は
来てくれるだろう、、、)
「鈴木さん、それだけ送ったんだから
最初から順調だったでしょ?」
「はいっ、、、鈴木もかなり
期待しておりました。
ところがです。
案内状を送付して3週間たっても
一人も来ないのです。一人もですよ(涙)
更に、とどめを刺したのが
次のお客さんのことば。
「保険代理店としての鈴木さんは
信用していたけど、、、
今度は、整体でしょ、、、
全然、ちがう業種だからね。
悪いけど行かないと思うよ」
(これには正直おどろきましたねぇ~)
と、いうわけで、
甘さ100%の鈴木は、
開業初月から苦渋の日々が始まったのです。
追伸
つまり、個人商店にとって
最優先課題は、「集客」
これに尽きるのです。
内装、設備、名刺などの準備も
大事ですけれど、、、
それよりも開業する1年前ぐらいから、、、
・体操教室を開く
・安い操法料で患者さん予備軍を診る
と、いった「集客」につながることを
しないとダメです。
鈴木の場合、上記のような手続きを踏まず
いきなり「開業」の荒技を繰り出したので
かなり苦労しました。(涙)
ので、老婆心ながら
これから「開業」をしようと
考えているみなさんは、
まずは、何はともあれ、
「集客」を最優先課題とされることを
かなり強くおススメします。
追伸2
また、タウン誌の広告の掲載は
あなたの貴重な「お金」を
どぶに捨てることになるので
絶対にやってはいけません。
また、ブログを書いてください。
※アメブロ以外でね
書き溜めておくと、掲載した原稿を
既存の患者さんに配るニュースレターに
使いまわしができるのでグッドですよ。
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