以前、どこかで見たことがあるが、、、
世界の最先端を行くIT企業
アップル、グーグル、フェイスブック、アマゾンでは、
社内のオフィスの景色が、
日本の大手企業のオフィスの景色とは
ずいぶん違うようだ。
決められたデスクはなく
社員が好き勝手に仕事している。
・立ったままパソコンを操作したり
・寝ころんだまま作業したり
・横になったままリサーチしたり
と、さまざまなようだ。
さて、本題に入る。
<『American Journal of Epidemiology』によれば、、、
米国がん協会(ACS)のAlpa Patel氏らが
実施した今回の研究では、
死亡リスクの上昇をもたらす
「14の疾患」も明らかになった>
参考:http://healthpress.jp/2018/07/post-3716.html
これを聞いて、、、
心底「恐ろしく」なった方もいると思う。
鈴木も、そのひとり。
以前から、「座りすぎ」は体に良くない
と、経験上から指摘してきた。
しかし、こういったデータが
出てくると怖い。
Alpa Patel氏によれば
死亡リスクの上昇を
もたらす「14の疾患」は以下のとおり。
がん・心疾患・脳卒中・糖尿病・腎疾患
自殺・慢性閉塞性肺疾患・肺疾患・肝疾患
消化器疾患・パーキンソン病・アルツハイマー病・
神経障害・筋骨格系障害
(ほとんどの病気が当たるじゃん)
さらに、、、
●座り続けると脳の記憶機能に悪影響!
認知症の原因は運動不足よりも座ること
●「座り過ぎ」を挽回する方法
~ウオーキング会議、スタンディング・デスク、1時間の運動
●米国の小学校で
「スタンディング・デスク」を導入〜
運動促進や肥満防止だけでなく学力もUP!
●どんなに運動をしても、
座りすぎの生活が糖尿病のリスクを高める
●長時間のデスクワークは危険?
女性の”座り過ぎ”と乳がんリスクの関連性が明らか
●座る時間が長いと寿命が縮む?
「座っている時間」と「寿命」の関係が明らか
そして、、、
●座って過ごす時間が
1日当たり6時間以上の人では、
3時間未満の人と比べて早期死亡リスクが19%高い
その証拠として、、、
→主要な慢性疾患がなかった男女12万7554人。
このうち4万8784人が21年間の追跡期間中に死亡した。
年齢や性、学歴、喫煙の有無、
食生活、運動習慣などを
考慮して解析した結果、
余暇を座って過ごす時間が
「1日に6時間以上」は
「3時間未満」と比べて、
全死亡リスクが19%高いことが分かった。
座りすぎると、、、
中性脂肪や血糖、血圧、インスリンの値が
上昇することが確認されている。
ここまでを要約すると、、、
座っている時間が長いと
中性脂肪や血糖、血圧、インスリンの値が上昇。
つまり、生命を司っている
精妙なバランスが崩れていますよ、と言うこと。
(まぁ~そんな状況であれば
病気も発症しやすいのは
素人でもわかる道理)
そのことを踏まえ、、、
患者さんのお体を拝見すると
中性脂肪や血糖、血圧、インスリンを
コントロールしている
自律神経系の異常を感じる。
整体的に言うと、、、
・頸椎2番
・頸椎7番
・みぞおちの強ばり
が、特徴だ。
追伸
特に女性の方は「座りすぎ」の
悪弊を受けやすいのです。
なぜか?
女性の筋肉は、「長時間」の労働に
耐えられるようにできているから。
「鈴木さん、信じがたいなぁ~」
「証拠をお見せしましょう。
仮にですよ、、、
あなたに小さな幼児がいるとします。
ママ抱っこしてと言われます。
たまたま用事があるので
パパに抱っこしてもらって、と言います。
パパは抱っこして5分もすれば
ママ替わってよ、と言うでしょう。
愛情が無いわけではありません。
本当に、「キツイ」のです。
つまり、
男の筋肉は、狩猟するための
瞬間的な筋肉なのです。
反対に、女の筋肉は、
守るための持続的な筋肉なのですね。
だから、女性は無理が効くので
長時間休まずに働き続けることが
できるのです。
その結果、座りすぎの弊害も
受けやすいのです。
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