2020年は、整体について
基本的な事をお話しする
機会を増やしたいと考えております。
お楽しみにして下さい。
では、今回は、、、
整体で診る健康の基準に
ついてお話しします。
それは、「お腹」にある
「丹田(=たんでん)」のバランスです。
ちょっと東洋医学に
詳しい方でしたら
臍下丹田(=せいかたんでん)は
お馴染みでしょう。
整体では、臍下丹田を
「下丹田(=しもたんでん)」と呼びます。
他に2つあります。
みぞおちから順番に
「上丹田(=かみたんでん)」
「中丹田(=なかたんでん)」
と、呼んでおります。
場所は、
「上丹田」→剣状突起からおよそ指3本くらい下
「中丹田」→みぞおちとへその中間
「下丹田」→恥骨からおよそ指3本くらい上
※いずれも、ストンと指が入る穴
穴の形状も大事な要素ですが、、、
一番重要な点はバランスです。
体が整った状態、健康体ですと
「虚・冲・実」となっているもの。
「きょ・ちゅう・じつ」と呼びます。
これは東洋医学の言葉ですから、
ちょっと分かりにくいかもしれません。
簡単に言い換えますと
以下の様になります。
「上丹田」→「虚」
→息を吸ってる時も吐いてる時も柔らかい
「中丹田」→「冲」
→上丹田と中丹田の中間の弾力
「下丹田」→「実」
→吸ってる時も吐いてる時も硬い
これが究極の健康体です。
そうでないのが不健康体です
こんな方は、100人いたら
1人いるかどうかです。
当然、鈴木の所に来られる方は
100人のうち99人が
バランスが崩れております。
そのバランスが崩れているから
症状、違和感、不定愁訴を
生じているとも考えられるわけです。
また、反対に考えれば
この「上丹田」「中丹田」「下丹田」の
バランスさえ正常に戻ってくれれば
症状、違和感、不定愁訴は
じき改善するとも言えるのです。
追伸
つまり、整体指導者が行う
整体操法の究極の目的は
この「上丹田」「中丹田」「下丹田」の
バランスを整えることになるのです。
そのために様々な「技」が
あるということなのです。
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