今日は、森田敏宏さんの
『東大ドクター流・やる気と
集中力を引き出す技術』を
読んでブログを書いています。
・どんな分野でも成功して
天才と呼ばれるようになった人の共通点は、
なんと1万時間の努力だったのだ。
→ここでも出てきたキーワード。。。
「1万時間」
この時間がどれだけのものか、、、
わかりやすく書いてみると
1日、2時間では5,000日(13.7年)
1日、3時間では3,333日(9.13年)
1日、4時間では2,500日(6.84年)
1日、5時間では2,000日(5.47年)
1日、6時間では1,666日(4.56年)
1日、7時間では1,428日(3.91年)
1日、8時間では1,250日(3.42年)
1日、9時間では1,111日(3.04年)
1日、10時間では1,000日(2.73年)
1日、11時間では909日(2.49年)
1日、12時間では833日(2.28年)
に、なるのです。
・音楽でもスポーツでも、
他人より多く練習をした人が
トップに立っている。
→天才は必ずIQが高いわけではない。
天才は万能なわけではない。
それよりも、天才の要件は
1万時間の努力を「継続する力」なのです。
これっ、とても大事なところ。
つまり、世の中の99%の人は
1万時間の努力を「継続する」ことが
できないのです。
したがって、「天才」になれずに
「夢」も達成できずに、、、
一生を棒に振っていく結果になる。(涙)
「鈴木さん、朝から暗くなること
言わんといて、、、?」
「でも、これが現実。
しかし、反対に考えてみれば
1万時間の努力を「継続する」ことが
できること(=好きなこと)を
見つけ出し、「地道」に
やり続けることができれば
誰でも「天才」になるという
大変にありがたいお話しなのです」
・脳内回路を強化するためには、
繰り返し電気を流すこと。
すなわち、何らかの訓練を
反復することが必要なのだ。
→脳は、電気のしくみで
活性化している、ということ。
・それを1万時間つづけると、
天才と呼ばれる領域に達するわけだ。
スポーツでも、音楽などの芸術でも、
勉強でも基本は同じ。
→と、いうことは、、、
つまり、1万時間続けられることを
探した方が「天才」の道に
近づくことを示している。
要するに、1万時間続ける「覚悟」が
無い人は、初めから、やらない方がいい
と、いうことになる。
ここまで、かなり抽象的な内容に
なっているので、、、
ここらへんで具体的な例を出す。
・将棋界では、
「将棋に強くなるためには、人生経験も必要」
などとまことしやかに言われていたが、
羽生名人は、これを真っ向から否定。
「将棋に強くするためには、
将棋の勉強をするしかない」
とNHKの取材に、
羽生名人は、きっぱり発言している。
→「・・・・・・」
・天才とそうでない人の差は紙一重。
しかし、それが毎日積み重なると、
徐々に紙の束は厚くなり、
やがては富士山の高さを
超えるほどになる。
→結局、毎日の「過ごし方」か?
・究極の集中とは、
脳内回路の高速回転。
天才は、脳内回路が
高速で回転するようになっている。
将棋のプロは、将棋の駒が
脳の中で勝手に高速で動く。
そろばんの名人なら、
そろばんが脳の中で勝手に高速で動く。
→そういえば、鈴木も小学生の頃
そろばんをやっていたから
この感覚はよくわかる。
例えば、ある計算が終わってみると
その答えが間違っている時は
なぜか?その答えに違和感を感じた。
そして、もう一度確認すると
やはり、感じたとおり答えが違っていた。
・これらはすべて、
脳内回路が高速化した結果なのだ。
1つのことに集中し、
脳内回路を鍛え続けること。
それが天才への道なのだ。
・天才脳の秘密は、
鍛えられて培われた脳内回路の高速回転にある。
・天才たちの凄いところは、
そういう差し迫った状況ではなく、
普通の環境にいながら強いマインドを保てる。
重要なことに集中し、それを継続して
高速の脳内回路を維持していける人。それが天才。
→あたりまえのように継続する。
これこそが天才脳を生み出す。
追伸
おさらいすると、、、
自分が「熱中」できることを探す。
そして、ただ「それだけ」に
集中して1万時間、続ける。
この間、「マルチタスク」は
かえって有害になるので
やってはいけない。
その結果、体の中に埋め込まれている
「天才」が出現するのです。
高倉健と吉永小百合の共通点は、、、
「テレビにはいっさい出演しない」
つまり、「映画」一本に絞ったから
名前が残る俳優さんになったのです。
まぁ~そういうことですね(苦笑)
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