(あっ、この患者さんも腕が重い)
※お腹、背中の急所の調整を終えて
最後に、正座になっていただき
首周りを確認する時に腕を診るのです
それで、確認のため聞いてみる。
「腕とか指とか、頻繁に
使っていらっしゃいますか?」
すると、たいてい
(怪訝そうな声音で)
「・・・いや、人並みだと思いますけど」
「職場で1日中マウスを使っています」
「主婦だから、家事をするぐらいです」
など、
まぁ~あまりツボにはまった
グッドな返答がない。
(しかしなぁ~この腕の重さは
異常の領域だなぁ~)
と、感じ、自分の感覚を信じて
最後に腕の調整をするのです。
すると、みな、非常に痛がる。
過敏な人は、
「痛いですなぁ~」
「先生、痛い」と言って
逃げ出そうとする人もいる。
それを見て
(やっぱりか。。。)
(腕が疲れているのを感じないほど
疲労しているんだ)
仕方ないです。
腕は頻繁に使うから
「疲れ」のたびに
違和感を感じていたら
生活するのに不具合がある。
だから、日頃は感じないように
あえて「鈍く」なっているから。
でも、全身が疲れての
腕の異常ならまだしも
現在は、パソコン、スマホでの
指先の酷使からくる
偏り疲労(=部分疲労)なので
腕の問題は厄介なのです。
なぜなら、
指先の筋肉は脚の筋肉と違い、
細いから「強度」が弱い。
使いすぎて、壊れると、
バッファーが少ないので
修正がきかなくなるのです
だから、いつも
(パソコン、スマホは悪魔だな~)
思うのです。
こんな印象をここ4、5年、
持つことが多くなりました。
※スマホは、ある意味
「時代」を変えましたよ、、、
これからの時代は、
腕の疲労を取らないと
体が「いい方」へと
変化しなくなる時代が
やってくると予想しています。(涙)
整体的には、
腕といえば、
呼吸器(=肺)を意味する。
腕=肺(胸椎3、4)です。
※整体初心者のために
ざくっと書いています。
生命は、奥深いものなのです。
1つの箇所が二重三重の意味を併せ持つ。
腕から肺の箇所へと
筋肉が付いている関係で
腕が疲労して重くなると
肺を引っ張る。
すると、どうしても
猫背、前屈状態になりやすくなる。
前かがみになると
体にとってロクなことはないのです。
弊害がたくさんありますが
ここでは主題からずれるので書きません。
まぁ~要するに、
現代人は常時、腕が疲労していますよ。
そのために、いろいろな弊害が出ている。
と、いうことです。
追伸
特に、力こぶの箇所が
下へ落ちるとあんばいが悪いです。
鏡を見て左右の力こぶの
位置をみて下さい。
下がっている側の
「肺」が疲れています。
こちら側の腕をゆるめる
体操をすると体が改善されます。
『上腕二頭筋を伸ばす体操』がいいですね ♬
参照:『胃と腸が強くなる整体法』146ページ
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