「おかしい、、、
通常なら、お乳の横の肋骨を挙げると
頭痛の元である頸椎7が緩むのに、、、」
※通常の頭痛であれば
頸椎7付近の左右差が
原因のことが多いのです。
当然、「そう」でない場合もある。
ちょっと、話しを戻します。
鈴木は、このところ
操法を始める前に、、、
肩甲骨の内側を観察して
まず、最初に詰まっている側だけに
肋骨挙上体操
肩甲骨の内側を緩める体操
を、行なって「緩める」ことをしています。
そして、その体操の後
自力では緩まない箇所だけに
しぼって操法を行っています。
この方の場合も、、、
体操の後でも緩まない箇所を
調整しました。
「はいっ、座って下さい」
と、言って、頭痛の元である
頸椎7付近の左右差を確認したのですが、、、
緩んでいない
「この箇所」が緩んでいない状況で
操法を終えるのは危険です。
じきに、左側の頭痛は
「出てくる」可能性が大きいので、、、
再度、確認をしていく。
すると、左側のえきか
つまり、「脇」ですね。
「ここ」に違和感を覚えたので
頭痛が起きない側の
右側の脇と比べてみると
その左右差は、一目瞭然でした。
※ほんとは一目瞭然ではなくて
一触瞭然が正しいのです。
さわってみて「違う」のですからね(苦笑)
そこで、左側のえきか、
つまり「脇」を緩めることを、ちょっとしました。
そして、再度、
頸椎7付近の左右差を確認したところ
それが無くなっているので、、、
(あぁ~この方の場合は
お乳の横の肋骨を挙上するよりも
脇の肋骨を挙上するのが正しい)
と、いうことがわかりました。
追伸
操法の前の肋骨挙上体操でも
この方の場合、お乳の脇の肋骨ではなく
脇に近い肋骨を引き上げるべきだったのです。
と、いう具合に、、、
人、それぞれ違うのです。
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