-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

05.08 左足の太ももが痛い女性の整体指導

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「このごろ、
左足の太ももが痛いのです」

「痛いのは、
そこが硬直しているからですね」


「なぜ、硬直するのですか?」

「太ももの裏側の筋肉に
力が無いから。

上と下とでバランスが
うまく取れなくなっている状態。

裏が弱すぎるから
反対側の太ももが

その分、働かなくちゃならない。
その結果、硬くなり、痛くなる」


「ん~ん」と、無言になる。


※無言になる時は、、、

今、自分の身に置き換えて
感覚をなぞっているので
一言もしゃべらずに見守る


すると、、、

※次の疑問点を見つけたのだろう


「なぜ、太ももの裏側の筋肉に
力が無くなるのですか?」

「左の腰が下がったからです。
下がるから、筋肉が縮むでしょ」


「なぜ、下がるのですか?」

「いろいろ原因はありますが、、、
一番の原因はお尻の力が
外にいってしまって

背骨側に向けて締まることを
体が忘れてしまったからです」


「・・・・・・」


※思考がこの段階で停止したので

後は、実際にやってみせ
感じさせないといけない。

 

「うつぶせになってください。

左手の四本指で、
今、痛い箇所をさわっています。

わかりますか?」


「わかります。そう、そこが痛いのです」

「そうでしょうね。

(左手を起こしながら)こうすると楽になるでしょ」


「ん~ん、楽になる」

「これが、背骨側に向けて締まるという感じ」


「これが、締まる感じか、、、」

「これさえ締まれば、
●●さんの左足の太ももの痛いのも
じきに取れてきますよ」


※「痛い」原因がわかると
人は安心するので、
目に力が宿ってきます

 

 

追伸
この時に、相手の思考回路に合った
ことば掛けが重要になるのです。


「理屈」で考えないと
理解が体に及ばない人には

太ももの時には
あえて大腿四頭筋と
いう言葉に置き換える。

※意味は「同じ」なのですけどねぇ、、、

 

すると、

「この先生、深い所まで
勉強しているなぁ~」と
勝手に思ってくれるのです。(苦笑)

 

感覚的な女性の場合には、

「左の」とかも言ってはいけない。


「左の」と、言うと、、、

両手をあげて箸を使う動作をして
右左を確認する人もいるから


さわりながら「こっちの」と
言った方がいいのです。

 

要するに、

患者さんが使う言葉を
よく聞いておいて

その言葉の範疇で
指導していくことが
最も重要なことになるのです。

 

 

 

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