「先生、ありがとうございました」
「、、、、、、」
「以前、先生に教えてもらった
足湯(そくとう)を続けたら
右のひざの裏の痛みで
夜中、起きなくなりました」
「そうですか。よかったですね」と、言ったが、、、
(そんな指導をしたことを、すっかり忘れていた)
そう言えば、、、
数ヶ月前に、こんなことを
患者さんが言っていたのを思い出した。
「先生、右のひざの裏が痛いのです」
「●●さん、右に出るのは良くないし
ひざの裏に出るのも、、、」
「夜中に、そこが痛くなるのです」
「夜中に痛くなるのですか?」
「はい」
「ん~ん、、、
それは困ったことですね」
その後、操法をしてから
「右足の外くるぶしの真ん中が
浸かるお湯を張って右足を
そのお湯に浸けてください」と言った。
その際には、きっちりと数字を
言うのがとても大事だ。
温度計でお湯が42度になるのを確認して
キッチンタイマーで6分30秒浸けてください。
その後、右足を乾いたタオルで
指の間もしっかり拭いてください。
「●●さん、湯船に浸かる時間はいつですか?」
「18時ごろですね」
「それなら、14時までに足湯をしてください。
本来なら、10時がいいですよ」
「なぜですか?」
「入浴したついででは効果がありません。
また、入浴が18時だから8時間引いて10時。
8時間と言うのは、身体のリズムだから」
追伸
このように、、、
時間や温度を厳密に区切ったりすることで
患者さんの意識が変わるのです。
すると、その効果は倍増するのです。
また、鈴木も自分の体で確かめたので。。。
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