私の道場は、西谷商店街の中にある。
ここの商店街は、幕末のころ
安政6年(1859)
横浜港が開港され、
輸出が始まると日本の生糸が
横浜から大量に欧米へ
送られるようになった。
生糸の産地:八王子と
生糸の輸出港:横浜
を、結んだ絹の道(=浜街道ともいう)
の近くにある。
また、
近くには、鎌倉時代のころ
源幕府の重臣:畠山重忠が
頼朝の死後、実権を握った
初代執権・北条時政の謀略に
よって謀反の疑いをかけられ、
一族とともに滅ぼされた
『二俣川の戦い』の地にも近い。
つまり、ここいらは
わりかし要衝の地であった。
ということを言いたかったのだ。
そのため庄屋の家が多いのだろうか?
「三村」「苅部」「白井」と
いった苗字の家が多い。
どの家も、敷地が広い。
というわけで
年配の方がこの商店街をよく
歩いているのを見かける。
歩いているのを拝見していると
股関節に負担をかけて
いらっしゃる方が多いようだ。
・びっこ
・傾きながら歩く
・やじろべぇのように
左右にからだを振りながら歩く
ほとんどの場合が、女性で
男性は非常に少ない。
こういった歩き方を
している時は
必ず股関節に異常がある。
股関節は、人間が二本足で
立っている以上
絶えず負担がかかるところである。
だから、このごろ
・歩幅が狭くなった
・ちょっとした段差で転びそうになる
・おしっこが近くなってきた
・太ももの前が痛い、だるい
・おしりがだるい
などが感じられた時には
股関節に負担がかかっていると
考えて良い。
この段階なら股関節の調整も
わりかし短時間で済むので
まずは、自分が今どういう
情況なのか知ってほしい。
追伸
股関節に負担がかかってくると
歩行が難しくなってくる。
また、女性の場合この股関節が
固まってくると美容の面でも
いろいろと出てくるので
毎日のケアを心がけたい。
この体操がよい。
横寝の股関節体操
『人体美学』:94ページ
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