今日のタイトルである
「空腹になることで
食べたいものがわかる」
と、患者さんに言うと、、、
2つの反応に分かれる。
1つは、、、
「先生、よくわかります」
こう反応を返してくるのは
わりかし若い世代。
昭和25年以降の生まれの人だ。
で、もう1つは、、、
「先生の言うことには
賛成できないなぁ~。
人間は、食べないと死んでしまうよ」
こう反応を返してくるのは
昭和25年以前に生を受けた方々。
特に、大東亜戦争が
勃発した直後に
栄養の吸収を最も欲する
子ども時代に、
食べれなかった世代だ。
つまり、、、
昭和5年から昭和20年前後に
出生された方たち。
この時期は、日本国内に
「食物」がほとんどなかった。
子ども時代に「食物」を
お腹いっぱいに食べた方と
満足に「食物」を食べられなかった方。
追伸
だから、、、
鈴木は新患さんがお見えになって
まずは、生年月日を確認する。
その方の生年月日が、
昭和5年から昭和20年前後であれば
「●●さん、食事が多いです。
ちょっと減らしてください」
とは、言わないようにしている。
なぜか?
どうせ、聞いていないから(涙)
だって、彼ら彼女たちらは
「食べるからこそ元気になるんだ」
と言う、潜在意識に組み込まれているから。
裏を返せば、、、
それだけ「食物が
無い時代を過ごしてきたのですからね。
と、言うことで、、、
患者さんの生年月日からでも
患者さんが発する要求は異なるのです。
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