(やっぱりなぁ~)
<序盤から制球が定まらない>
※2回でホームラン2本献上
そのボールは、2本とも捕手が
構えた位置から、ボール2~3個分は
高めに抜けていた。
その後、持ち前の頭の良さで
制球しづらい直球を
見せ球にして使い
制球しやすい変化球を
多用して後続の打者を打ち取った。
結果、球が上ずった1、2回の
ホームランの失点が痛かった。
<イニング間の投球練習でも
浮き球が多く、百戦錬磨の右腕に
いつもの落ち着きがなかった>
足元が定まらないと
投げたボールは浮き
お腹に力が入りにくくなるため
「落ち着き」が無くなる。
では、その原因は何か?
マー君が、9年前に
大リーグに行った際に
鈴木は、こんなブログを書いた。
※興味のある方はぜひ読んでもらいたい
ポイントだけ書くと
・大リーグのマウンドは
日本のマウンドより硬い
・そのため、股関節が柔軟で無いと
腰が使えず、手投げになる。
その結果、肩を壊す。
その予想どおり、マー君は
肩を壊し、手術をする。
それでも、、、
ヤンキースの主力投手として
登板間隔を守り、チームに貢献してきた。
※大リーグ7年間で、78勝
1年平均11勝。
それは、素晴らしい成績だ。
追伸
そのマー君が、日本に8年ぶりに戻った。
そして、日本復帰後、
初のマウンドが4/17(土)だった。
本来なら、開幕2戦目である3/27(土)に
登板予定だったのだが、、、
「右ふくらはぎ」の故障で
延期になったのだった。
※「右ヒラメ筋損傷」と診断された。
試合復帰までは3週間を要する見込み。
日刊スポーツ3/26
マー君ほどの経験豊富な名選手でも
環境(=マウンドの硬さ)に順応するのは
簡単なことではないのです。
いや、反対に名選手であればこそ
順応が難しいのかもしれない。
とも言えるが。。。
参照:朝日新聞朝刊
4/18(日)15面
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