3日も、続いたのだから
鈴木は、「よし」と思う。
「鈴木さん、またまた
そんなことを言って、、、」
と、言われそうだが、、、
脳にとっては、たった3日でも
十分に効果があるというデータもある。
冷静に考えてみれば、、、
3日しか続かないということは
あなたにとって、そのことが
今までの習慣とは相いれない
と、いうこと。
人は、毎日のほとんどを
無意識(=習慣)で過ごしている。
つまり、新しいことを始めて
3日しか続かないことは
当たり前といえば当たり前なこと。
見方を変えれば
よく、3日も続いたものだ、と
自分のことを称賛すべきことなのだ。
だって、今まで、「不得意」だと断じて
3日さえもしてこなかったのだから。
つまり、考え方ひとつで
物事の是非は、変わるということなのです。
「鈴木さん、それはそうだけど」
ここで、わかりやすくするために
鈴木自身のことを話しますね。
以前にもブログで書いたが、、、
鈴木は、「掃除」が苦手です。(涙)
特に、1日の仕事を終えてから
「掃除」をするのは、
最も「イヤ」なことだった。
それでも、常識として、、、
「掃除」はその日のうちにやるもんだ。
と、思い、やったこともあったのだが
3日も続かない。(涙)
なぜって、、、
患者さんを診ている時は
莫大な集中力を使っている。
※今までの仕事で、
こんなに集中力を使ったことはない
「鈴木さん、どういうことですか?
具体的にお願いします」
患者さんの体を変えるためには
硬結や圧痛点を捉えるのは
必須の技術なのですが、、、
それは、長年、
現場で真剣にやっていると
体が勝手に覚えるものなのです。
だから、考えて操法することは
ほとんどないのです。
また、整体の技術は「瞬間」
つまり、呼吸の間隙に
技をなにげなく仕込むのが
最も重要なことなので、、、
考えてからおっとりやる、
ということはないのです。
ですが、、、
難しいのは、患者さんとの
コミュニケーション。
もともと、コミュニケーション力が
下手だと自覚している自分は
ここのところで、、、
相当のエネルギーを使うのです。(涙)
だから、最後の患者さんを終えると
がっくりと疲れてしまい、、、
「掃除」をする気にはならない。
しかし、「掃除」が大切であることは
もちろんわかっている。
そこで、思いついたのが
発想を変えて、
患者さんをお迎えする前に
「掃除」をすることなのです。
つまり、苦手な「掃除」を
一番体が元気な時に
強制的に行うように
変えてみたのです。
要するに、こういうようにしてみた。
・朝、道場に着いたら
リュックを下ろす前に
事前に用意していた布で
窓ガラス、看板を拭く。
掃除機で、入口周りの
ごみを吸い取る。
夏なら、打ち水を撒く
・明かりを付けてから
冷房を入れ、ポットに電源を入れる。
・PC、音響にスイッチを入れ
感情を鼓舞する音楽を流す。
・それから、着替えをする。
・フルーツだけの食事をし
コーヒー豆を蒸らしている間に
床掃除をする。
・コーヒーを味わい、その残り香を
消すために口臭剤で口をゆすいでから
帰りぎわに、操法布団の周りのゴミや毛髪を
コロコロでローリングするのです。
追伸
3日坊主で悩んでいる方へ言いたいのは
このように、「やり方」を
自分のやりやすように変えると
3日坊主では、無くなります。
結論として、
3日坊主で終わったことは
あなたの意思が弱いのでは
ないのだと言うことなのです。
ただ、「やり方」がまずかっただけなのです。
人は、みな違うのです。
だから、自分が楽にできるように
やったらいいと思います。
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