将たる者の兵法は、
ささいな出来事や小さな動きから
大勢や大局を判断することである。
一を知って万を知ること。
それが兵法の道理である。
──宮本武蔵(剣豪)
今日のブログは、、、
ちょっと実験的なもの。
有識者や名人が言ったことを
取り上げて、それを整体流に
言いかえるとどうなるか?
と、言うようなもの。
まずは、宮本武蔵から
始めてみようと思う。
「鈴木さんが、宮本武蔵ですか、、、
ちょっと、おこがましくないですか?」
「そんなこと、わかっていますよ、、、
所詮、比べるレベルでないってことは(涙)」
でも、強引にいきます。
<将たる者の兵法は、
ささいな出来事や小さな動きから
大勢や大局を判断することである>
→将たる者を、仮に
整体指導者である鈴木と
置き換えてみるとしよう。
患者さんが、鈴木の道場のドアを開ける。
その開ける時の速度、間合い。
そして、顔と顔を合わせた瞬間に
ふっと気付くものがある。
一番わかることは、、、
患者さんが、今日で操法を
お終いにしてもらいたいかどうか?
それを感じ取り、操法終了後
「●●さん、すいぶん体がいいので
今日で一旦、終わりにしましょう」
「(顔が晴れやかになり)
私も、そう思っていました」
「今後は、お体のメンテナンスのために
定期的に来られるか、、、
また、あんばいが悪くなったら
来られたらいいと思います」
ただ、こういう場合、、、
また、いずれ
と、言うことが多いのです。
追伸
来る者拒まず、去る者追わず。
昔の人は、いいことを言いました。
「患者さんが減ったりするのは
キツクないのですか?」
「ん~ん、短期的にみれば
確かにキツイこともあった。
でも、開業して17年も経つと
長い目でみれば
そうでないことが実感として
わかってくるのです。
武蔵は言う。
<一を知って万を知ること。
それが兵法の道理である>
要するに、
整体の操法は、患者さんと鈴木との
信頼関係がベースになるから。
患者さんが、「もう、いいか」と思えば
それで一旦、関係を終息することが
最も好ましい選択なのです。
参照:2018.05.25
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