ある時、井本整体の生徒さんから
こんな質問があった。
「先生、ある女性なのですが、、、
内転筋の人体力学体操を
指導しているのですが
やった感じがしないと言われています。
どうすれば、いいですか?」
※女性は、内転筋を感じない人が多い。
多くは、出産後の起き上がりの問題。
「どんな感じでやって
いらっしゃるのですか?」
「こんな感じです」
「手順もいいし、
体操の誘導の仕方も
いいと思いますけど?」
「私もそう思っているんですけど」
「なら、体操の基本の形を見せてから
次に、膝を曲げ伸ばしをして
内転筋を自覚させることを
考えてみたらいいのでは?
つまり、相手の方に
その差を感じてもらうことから
始めたらいいと思うけど」
「そうか」
「(体操誘導を見ながら)
それも、いいけど、、、
内転筋だから、それと関係が深い
内くるぶしを伸ばすようにしたら
もっといいと思いますね」
「こんな感じですか?」
「いいと思いますね」
「それでも、うまくいかない時は
どうしたらいいですか?」
「なら、まずは、、、
内転筋と関係が深い
脚の外側を股関節の体操で
伸ばしたらいいのではないですかね。
以前、井本先生も
「硬い所から、力が入らない所へ
力を振り分けてみる。
すると、知らないうちに
力が入らない所へ
力が分譲されるから」
追伸
今日、ブログで書いたことは
結構、重要なことを書いています。
内転筋を感じないなら
膝を曲げてみる。
それでも難しい時は
内転筋の相方である
外側の筋肉を股関節体操で緩める。
つまり、人体力学体操を指導する際には
体操をする方が、「楽に」「スムーズに」
行えるように工夫をすることが重要ですね。
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