この記事を覚えているでしょうか?
朝日新聞の1面に載った記事で、
「腰痛2800万人 8割原因不明
…心の悲鳴かも」
と、いう記事です。
仕事がら健康に関する記事には
必ず目を通しますが、
これにはびっくりしました。
医学が発達しても、、、
検査器具が発達しても、、、
優秀なドクターでさえも、、、
原因がわからない。
???
ちょっと心配になりますね(´・ω・`)
さらに、
中をのぞいてみると
・厚生労働省研究班の調査で、
腰痛の人は全国で推定2800万人
・腰痛の80%以上は、原因が不明
・40代から60代では、
約40%の人が腰痛
で、原因不明の腰痛の場合
・「薬物療法」(抗炎症薬、鎮痛剤)が
治療の中心
3カ月以上続くケースの時は
・「運動」ストレッチ、
ウォーキングをススメる
そして、腰痛の80%以上の
原因はわからず
それは「ストレス」と
関係しているそうです。
と、腰痛の「治療指針」が、
日本整形外科学会と
日本腰痛学会によりまとめられた。
(ふ~ん)
(結局、わからないんだな)
そういえば、ずいぶん昔のこと
母校でバドミントンを
教えていたことがある。
その時に、ある1人の女子高校生がいた。
いくぶん身長が高く、
からだの細い子だった。
いつも湿布の臭いがしていたので
ある時、聞いてみると
すねのあたりが時折
麻痺したように感じる、と言う。
かかりつけの医者には、
痛くなったら部活を
せずに休むようにと
言われていたらしいから、、、
今、考えれば「わからない」
原因不明の腰痛だったのだろう。
そして、あのころを思い出してみると
・公式戦が近づくと
「痛い」と言っていた
※彼女は、とても上手で
入部してすぐに上級生と
組ませて試合に出していた
・人前で話すのが苦手で
すぐに顔が赤くなっていた
彼女を3年間悩ませた腰痛も、
高校を卒業し専門学校に
通うようになってからは
腰痛の「よ」の字も
聞こえてこなかったから、、、
やはり、「ストレス」が、
原因だったのだと思う。
整体では、
腰を前面で支えているのが
「おなか」だから
「腰痛」といえば
必ず「おなか」を調整する。
「おなか」には、ストレスを
軽くするところがある。
だから、
ストレスが原因の「腰痛」には
「おなか」は絶対
はずしてはいけない箇所である。
実際、「腰痛」でお見えになる方の
多くは腰が痛いと訴えると
腰ばかりをいじられるそうです。
それで、効果があればいいけど
残念なことにあんまり
効果がないという。
ところが、ここに来て
「腰痛は、おなかと関係が
深いんです。」と
私が言っておなかを調整すると
はじめは怪訝そうにしていた人も、
「なんだか腰が楽になったようです」と、
みなさんおっしゃるから
関係があるのだと思う。
だから、原因不明の腰痛には
おなかを診てみたら
と、思う。
追伸:
腰痛時のおなかの急所は
「側腹」である
捻転側腹体操がオススメ
『腰の人体力学』103ページ
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