「お酒を飲みすぎると
頭が痛くなるのは、どんな理由からですか?」
と、聞かれたことがある。
この質問をした人の真意は
わからないけれど、、、
鈴木に、医学的な所見からの
理由を聞くわけはないだろうから
(お医者さんじゃないしね)
きっと、整体的な見方からでの
質問であろう。
その見方は、後で書くことにする。
まずは、対比するという観点も
おもしろいと思うので
パソコンの検索窓に
「二日酔い 頭痛 理由」と入れて検索すると、、、
お酒を飲みすぎて二日酔いが
原因で頭が痛くなった場合は、
・アデノシン
・脱水症状
・低血糖症
・アセトアルデヒド
以上の物質が悪さをしているらしい。
※わかりやすく鈴木が整理しています
具体的に書いていくと、、、
・アデノシン
→ 血管拡張作用があり、 これが長く続くことで
血管が炎症を起こして頭痛に至る
・脱水症状
→ アルコールには利尿作用があるため、
飲酒により摂取した水分以上の水分が失われ
その結果、頭痛に至る
・低血糖症
→ アルコール分解に肝臓が使われることにより
糖分が不足して頭痛に至る
※脳は、糖分を燃料にして働いている
・アセトアルデヒド
→ 血液中のアルコールが
肝臓のアルコール脱水素酵素(ADH)によって
分解された中間代謝物質。
体に悪さを引き起こす有害物質のために
頭痛に至る。
そのどれもが、(なるほど)と思わせる。
そこで、ここで、整体的な見方を示すと、、、
※見方が、かなり独特なので面食らうと思う。
鈴木も入門当時は、「?」だったが
この頃では、整体の見方の方が現在の医学より
一歩先を進んでいると勝手に確信している。
整体では、頭(=脳)に血が向かう時と
出る時とでは左右違うと考える。
首の左側→血が脳に入る
首の右側→血が脳から出る
肝臓は、解剖学的には、
お腹の右側にある臓器
※実は、肝臓の4分の1は左側にある
つまり、肝臓が疲労したり、壊れたりすると
体の右側に異常や違和感が出る。
※右肩の付け根にも肝臓の急所がある
ここの付近を脳からの血が下りる
要するに、お酒を飲みすぎることによって
肝臓が疲労したために
脳の中の血が下へ下りることができない。
つまり、脳充血のようになって
頭痛に至るのですね。
整体では、「そう」考えています。
追伸
二日酔いが原因の頭痛は
脳に溜まっている血を下に下せば
痛みは解消されます。
しかし、「痛い目」に会わせないと
吞兵衛は何度でも飲みすぎる御仁ですから、、、
手出しをしないのが
本当の優しさでしょうね。
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