今日は、ラグビー前日本代表
ヘッドコーチで日本を熟知する
エディー・ジョーンズ(61歳)さんが
語る人材育成論の話し。
「リーグ戦の活性化、代表の強化には
スター選手の存在も重要になる。
(中略)会場に人を呼べるかどうか。
ファンが見たいと思う選手」
→野球なら、「ON」
相撲なら「若貴」
サッカーなら「ロナウド」「メッシ」
ボクシングなら「タイソン」
ゴルフなら「タイガーウッズ」
と、言ったところか、、、
「スーパースター」と言ってもよいだろう。
プロスポーツを観戦することは、、、
庶民たちが、日頃の鬱憤を晴らす場でもある。
安くない入場料を払って
わざわざ会場に出向き
彼らの突出したパフォーマンスを見る。
「おい、あんなこともできるのか?」
「人間技じゃない」
「えっ、まじか?」
そして、試合終了後
彼らが憑依して興奮し
ビールを飲んでその日を終える。
翌朝、昨日のあれは何だったのかと
一瞬思うが通勤列車に揺られているうちに
忘れてしまうのです。
「一般的には、スターには
生まれ持った能力がある。
他とは違う雰囲気を醸し出し
それが環境で磨かれていく」
→この感覚はよくわかる。
母校の高校でバドミントンを教えていた時に
●●さんが入部して初めてシャトルを打った時。
あっ、これはモノが違うと思った。
このままいけばインターハイは確実だと。
でも、2年生になった時
「よしみ先輩、、、
他にやりたいことができたから
退部したいと思います」
と、悪げない顔であっけなく言われた。
追伸
その後、エディーさんはこう言われた。
「スターを指導する時
才能あふれる選手と甘やかしてはいけない。
(中略)
ずっと成功していくためには
強い精神力か、努力し続けられる思考が
必要になってくるからだ」
きっと、●●さんを
甘やかしてきたのだろうと今になっては思う。
難しいものである。。。
参照:朝日新聞1/19(水)
朝刊、スポーツ欄
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