ある時、、、
井本整体の後輩の女性から
「鈴木さん、音読を続けるコツは
何ですか?」と聞かれた。
不意を突かれたので
とっさに答えることができない。
黙っていると、、、
「鈴木さんは、音読を
毎日1時間続けているって
ブログに書いてありましたね」
「そうですね」
「4年以上、続けているのですよね?」
「そう、かれこれ4年以上
そんなことをしていますね」
「私も、音読を始めてみたんです」
「そうですか」」
「でも、10分が精一杯なんです」
「10分も続けばいいじゃないですか」
「・・・・・・」
「ところで、何から始めたのですか?」
「枕草子です」
「枕草子か、、、
その本は興味がありますか?」
「あります」
「なら、それで感じをつかんで
3カ月も続けると完全に習慣化されますよ」
「3カ月?」
「そう、3カ月」
※実際に話した内容とは違います。
話しの流れの正確さを追うのではなく、
言わんとする本質をつかんでください。
ここで鈴木が音読を始めた
そもそもの理由を書いてみます。
そこから、何らかの示唆を
得てくださいね。
50代に入った頃、、、
鈴木は、焦りに焦っていました。
整体の仕事は順調。
人間関係でもトラブルは無い。
でも、心の奥深いところに
(これで、人生が終わってしまうぞ
このままでお前はいいのか?)
と、言うのがあるのです。
今、考えると、
ほんとうにおかしいのですが、、、
50代になった瞬間に
漠然とした「不安」を
感じることはあると思う。
後で知ったのですが
男には50代の時、
こういう時期があるとか。
だけど、なぜか53歳ぐらいになると
その不安は無くなるとか
不安定な時期があるようです。
例えば、こんなことがあった。
40代の頃、夏に
北海道を旅した時のこと
道の駅に寄るたびに
ハーレーダビッドソン
(=オートバイ)が必ず
数台は止まっているのです。
どのハーレーダビッドソンも
とても綺麗で、まぁ~お金を
突っ込んでいるのがわかるのです。
そして、神戸、高知とか
他県ナンバーばかり
また、ライダーが
50代の男性ばかりなのです。
ある時、勇気を出して
「きれいなハーレーダビッドソンですね」
と、言ったら、、、
「ありがとね。
今しかできないからね」
※50代ってのはそんな年齢なのか?
と、思いました。
追伸
だから、鈴木の音読は
漠然とした不安から
スタートしたのです。
まず、初めに、、、
死ぬまでに『聖書』を
読んでみるがスタート。
どうせなら、トロイを発掘した
シュリーマンのように
音読してみたら「効果」は
高いのではないか?
そんなところからスタートしたのです。
何かの目的があって
始めたのではなく、、、
そんな理由から始めたのです。
4年もやっていたら
結果的に「頭の回転が良くなる」と言う
ご褒美が後から付いてきたのです。
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